ワーホリで仕事を探すときに多くの人が頭を悩ませるのが英語のレジュメ作成ではないでしょうか。
私も最初は何を書けばいいのか分からなかったし、かなり時間と労力を使いました。当時は英語と睨めっこしてるだけでも相当エネルギーを使った気がします…。
今回はシンプルで使いまわしやすいレジュメを例に説明していきます。
とりあえずレジュメを今すぐ完成させたいって人は読み飛ばしてテンプレートまで進んでください。
今すぐに必要じゃない人は付け足したり変更したりしてより自分に合わせて完成させてくださいね。
レジュメとは
「レジュメ」とは英文履歴書のことです。Resume(レジュメ)もしくはCV(シーブイ)と呼びます。
日本のように決まったフォーマットはないので自分でWordやGoogleドキュメントを使ってパソコンで作成します。
そして、決まったフォーマットはないですがいくつか注意点もあるので気をつけてください。
5つの注意点
- サイズはA4、1枚に収める
- フォントはArial、もしくはTimes New Romanを使用
- スペルや文法、情報にミスがないか
- 主語は書かない
- 職歴や学歴は新しいものを一番上に記載
レジュメは「見やすく・簡潔に」がポイントです。
フォントは印刷した時に文字化けする可能性もあるので上記のどちらかにしておきましょう。
簡潔にまとめるためにレジュメでは主語を省き、動詞から始めます。
また、顔写真や性別で選考すると差別になるとされているのでレジュメには記載しません。
レジュメ作成方法
基本的に下記の項目を記載していきます。
- 個人情報
- スキル・資格
- 職歴
- 学歴
正解はありませんが最低でもこの4項目は必要になってくるでしょう。
あとは自分の英語力と今までの経験によってボリュームが増していくと思います。
テンプレートと一緒にみていきましょう。
レジュメ テンプレート
個人情報
名前:名前 苗字の順で記載します。
連絡先:電話番号、メールアドレス(Googleやヤフーなどキャリアが変わっても使用できるもの)
住所:番地、ストリート、都市、と小さい順に記載します。(Googleマップなどで確認がおすすめです)
ビザ:ビザの種類、有効期限
付け足すなら
「Availability」 (いつ働けるか)
7 days included weekend (週7日、週末も出勤可能)
Weekdays after 3:00pm (平日の午後3時以降から出勤可能)
Weekend Anytime (週末は何時でも出勤可能) など!
スキル・資格
経験重視の海外では関連することはどんどんアピールしていきましょう。
テンプレートでは「Key Skills」(スキル)と「Certificates」(資格)と分けて記載してます。ここはまとめても分けてもお好みでいいと思います。
他には
「Skills」
Able to work in a fast-paced environment and under pressure
テキパキとプレッシャーの中でも働けます
Experienced in POS
レジを扱ったことがあります
Excellent multitasking skills
優れたマルチタスク能力
「Certificates」
IELTS6.5 (IELTSやCambridge、TOFLEなどハイスコアを持っていれば)
RSA (オーストラリアのお酒に関する州の資格)
Driver’s license(In Japan) (日本の運転免許証)
職歴
職種:Server、Kitchen Hand、Store ManagerやWriter、Nurseなど
会社名:会社や店舗の名前
所在地:日本なら県と国、海外なら州と国
在籍期間:入社月と年、退社月と年 (在籍中の場合は – Present と記載しましょう。)
最新のものから記載します。
職歴が多い方は直近のもの、応募する職種に近いものなど強みとなるものをピックアップするといいと思います。
付け足すなら
各職歴の下にその仕事でのハイライトを箇条書きで入れるといいと思います。
Answered phone calls and organized reservations in English
英語で電話対応や予約の管理
Trained and supervised 10 employees
10人のスタッフの研修、指導
Recorded company data to the systems
会社のデータをシステムに入力
Managed store operations
店舗の運営管理
学歴
学校名
所在地
在籍期間
記載方法は職歴と同じです。
学歴も最新のものから記載します。
基本的には最終学歴のみでいいので大学を卒業してる人は高校の学歴は記載しません。
留学経験のある人は日本での最終学歴とは別で記載することが多いです。
レジュメが完成したら
レジュメが完成したらファイル名を英語で分かりやすいものにしてPDFで保存しましょう。ファイル名が日本語だとメールで送った際に受け取る相手が日本人以外の場合はとても分かりにくいです。
私はいつもファイル名を「名前フルネーム(ローマ字) Resume」で保存してます。
印刷して配るのみなら問題ありませんが、いつでも送れるように最初から英語にしておくことをおすすめします。
まとめ
最初の難関のレジュメ作成ですが、一度フォーマットを自分で作ってしまえば後は少し変えるだけで長く使えます。フォーマットを変えたくなった時も0から作るより遥かにラクです!
まずは簡単にシンプルなものを作成してみましょう。
そこからボリュームを増していったり、より濃いものにアップグレードしていくことをおすすめします。
レジュメ作成の時間短縮のお手伝いができれば嬉しいです!
See you soon;)